この記事では,Windows環境におけるgcloud CLIのインストール手順をまとめてあります.公式サイトは少し複雑な構成をしているのでこの記事が参考になれば幸いです.
gcloud CLIとは
gcloud CLIは、Google Cloud Platform(GCP)のリソースやサービスを管理するためのコマンドラインインターフェースです.これにより,ウェブコンソールを使わずに,コマンドラインから直接GCPの各種サービスにアクセスし,操作を行うことができます.
gcloud CLIの主な機能
- リソース管理:プロジェクトの作成,設定,リソースのデプロイや管理を行うことができます.
- スクリプトによる自動化:複雑な操作をスクリプトで自動化し,効率的に実行できます.
- 多様なAPI対応:GCPのほぼすべてのサービスにアクセスし,操作することができます.
gcould CLIをインストール
ここでは,公式サイトに手順を参考にgcould CLIのインストール方法を記述しています.
まず,PowerShellを「管理者として実行」します.
下記コマンドで,インストーラーをダウンロードしインストールを始めます.
次のような画面が表示されればインストール開始です.手順に従ってインストールします
- [Next >]をクリック

- 利用規約の内容を確認し [I Agree] をクリック

- インストールするユーザを選択し[Next >]をクリック

- インストール先を選択し[Next >]をクリック

- インストールが完了したら[Next >]をクリック

- インストール後の動作を設定し[Finish]をクリック

インストール完了画面で[Run ‘gcloud init’ to configure the Google Cloud CLI]をオンにしておくと,初期設定が開始されます.
gcloud CLIの初期設定
インストール完了画面で[Finish]をクリックする(もしくはGoogle Cloud SDK Shellでgcloud init
で実行する)と下記のように初期設定コマンドが実行されます.
[y]をクリックするとブラウザが開きGoogleのログイン画面に移行します.
- 利用するGoogleアカウントでログインします.

- Google Could SDKにサインインするため[Continue]をクリックします.

- GoogleアカウントとGoogle Could SDKの紐づけを許可し,[Allow]をクリックします.

認証が完了すると下記画面が表示されます.

認証が完了すると,コンソール画面が次のように書き換わります.gcould CLIの初期化を完了させます.

利用するプロジェクトを選択します.今回はあらかじめ作成した一番上のプロジェクトを利用するので「1」を入力します.

このような画面が出れば設定完了です.
さらに詳細を知りたい方は下記ページをご覧ください.