【GitLab】二段階認証でGmailを設定する

2022/5/30を境にGitLabからメールが配信されなくなりました...

原因は,Googleのセキュリティ基準が高くなり,2022/5/30より安全性の低いアプリを許可できなくなりました

安全性の低いアプリのアクセスに関する設定を変更しようとすると,下記のような画面が表示され.安全性の低いアプリを許可できなくなっています

「安全性の低いアプリを許可」の代わりに,アプリパスワードを使用します

>> GitLab実践ガイド

目次

アプリパスワードの設定手順

Gmailでのアプリパスワード取得方法は別記事に移行しました.下記記事をご覧ください.

GitLabにアプリパスワードを設定

/etc/gitlab/gitlab.rbファイル内のgitlab_rails['smtp_password'] = に先ほどのパスワードを入力します.


...
gitlab_rails['smtp_enable'] = true
gitlab_rails['smtp_address'] = "smtp.gmail.com"
gitlab_rails['smtp_port'] = 587
gitlab_rails['smtp_user_name'] = "your-email@gmail.com"
gitlab_rails['smtp_password'] = "your-password"
gitlab_rails['smtp_domain'] = "smtp.gmail.com"
gitlab_rails['smtp_authentication'] = "login"
gitlab_rails['smtp_enable_starttls_auto'] = true
gitlab_rails['smtp_tls'] = false
gitlab_rails['smtp_openssl_verify_mode'] = 'peer' 

gitlab.rbの設定反映手順は下記記事をご覧ください.

最後に

本記事では2段階認証プロセスにより,GitLabのGmail設定を行いました.

別の方法として,OAuth2.0認証を使用する方法があります.

OAuth2.0認証はGitLab 15.1から対応しているようです.

https://docs.gitlab.com/ee/api/oauth2.html

>> インフラCI実践ガイド

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